母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

人より早く、長く使えたほうがお得

あとね、
どうせ「お勉強」するなら、
人より早く習得するほうがいい
ということも、頭に置いておくといいと思います。

たとえマスターしても、
皆と同じ速度だったり、
人より遅かったのでは、

もちろん、マスターしたことには価値があっても、
その価値に見合うほどの
武器にはならないことが多いからです。

たとえば、小学2年生が、
漢検1級に合格したら
ニュースになるかもしれませんが、

反対に、
小学1年生の漢字を正しく書けるようになっても、
あまり褒めてもらえませんよね。

大学入試でも、受験までに
学力が必要なレベルに達していれば、
合格するわけですが、
受験期間が終わった後に達しても、
その年の合格は逃すことでしょう。

タイミングが求められる、
スキルアップもある、ということです。

また、外国語なども、
人生の早い時期に取得すれば、
それをその後ずっと、自分の武器の1つとして、
活用できます。

人より早く習得し、長く使えることは、
ちょっとしたアドバンテージなのです。

ボトルネックになっては損

「お勉強」をすることを勧める、
二つ目の理由は、
学歴がボトルネックになる職業があること。

たとえば、あなたが夢をいったん諦めて、
まずは回り道をすることにして、
会社勤めをしようとした場合、

大学を出ているかどうかで、
その後のキャリアは変わりますし、
そもそも入社できる会社も変わってきます。

大学名は問わなくても、
大卒であることを、
スタート地点での大前提としているところが、
大手ならば大半だからです。

また、今現在はあなたの夢と関係なくても、
後々、考えが変わったとき、
最低限、大学を出ていないと、
目指せない職業も多々あります。

医師なら医学部、薬剤師ならば薬学部と、
大学というより、
学部が大事になるケースもありますが、

たとえば、母の業界では、
いまや大学だけでは駄目で、
大学院の博士課程がほぼ必須になりつつあります。

自分がやる気にさえなれば、
いつでも、やり直せるというものの、
大学入学から始めていては、
大変なことですし、

やり直すにしても、
基礎学力がある人とない人では、
その大変さは大きく違うでしょう。

お勉強という土台づくりをしておいて、
損はないと思うのです。