母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

モテることは、いいことか?

モテることは、絶対的にいいことだ、
と思っていませんか?

確かに、モテるということは、
誰かに必要だとされることですし、
それだけ、その人物に魅力があることを
示すともいえるので、

モテて、悪いことなどないように思えます。

ただ、それが、
異性からモテることだけに限定されると、
母の考えは、少し変わります。

モテないと結婚もできないし、
モテることは、学校時代から社会人に至るまで、
一種のステイタスになると考える雰囲気は
確かにあると思います。

でも、あまり若い頃に、
異性からチヤホヤされることは、
勘違いを生んだり、
思いがけないトラブルに巻き込まれたりと、
勉学に集中する妨げになりやすい印象があります。

モテる、といったとき、
自分の好きな相手から、好かれることを
普通はイメージしているのかもしれません。

でも、実際には、
好きな相手からも好かれるかもしれないけれど、
それ以上に、

ちょっとひどい言い方をすれば、
自分にとっては、どうでもいい、
むしろ、煩わしい人からも、付きまとわれたり、

どうやって、傷つけないように、
もしくは、恨まれないように、
穏やかに断るか、などの、
ある種、どうしようもないことに、
頭や心を悩まされなくてはいけないことと、
中合わせなのです。

本当の意味で、モテるとは、
けっして、数ではなく、
たった一人でいいから、
自分が好きだと思った異性から、
好かれることだと思います。

真の意味とはかけ離れた「モテる」ことを
ステイタスと勘違いしたり、
そうした状態になるために、どう着飾り、
どう振る舞うか、に、囚われるよりは、

自分磨きをする過程で、
たった一人の人に出会ったとき、
その人から選ばれる
自分になっていることのほうが、
はるかに重大なことではないかと思うのです。