母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

パワー泥棒にはご用心

パワーをくれる人の反対の人を、
パワー泥棒、
というらしいです。

その人が悪い人か、いい人かは別として、
一緒にいたり、
話していると、
いつの間にかパワーを吸いとられている人、
のことですね。

人の悪口、
あらゆることに対する愚痴など、
ネガティブなオーラを発している人が、
その代表格とされます。

母の同僚の中にも、
個人的には、憎めない人なのですが、
行く先々で悪いことや悪い人に出会っている
ように見える(聞こえる)人がいます。

前の職場でパワハラにあった、
その前の職場では、依怙贔負が横行していて、
自分はその派閥に入っていなかったから、
優遇される対象ではなかったり、
ときには、嫌がらせを受けた、など。

最初は、なぜその人だけ嫌な目にあうのか、
そんな人たちばかりに囲まれてきて、
気の毒だなあ、と同情していたのですが、

その同じ職場にいた別の人から
話をきく機会があり、
探ってみると、
いい職場かは別として、
聞いていたほどひどい職場には思えない、
ということがありました。

その後、新たに移った職場についても、ほどなく
同じ調子で悪口をいうようになったのを見て、

あー、この人は、
割と何でも批判的に捉える人なのかも、
そして、言葉でいうほどは、
悪口を言っている対象を
嫌っていないこともあるのかも、
と感じるようになりました。

もちろん、パワハラを受けていたなら、
その相手については、
良く思っていたはずはないでしょう。

でも、親についても、兄弟についても、
同じ調子で、こきおろしていましたしね。
そのため、ただ口が悪いだけ?
と思うようになったのです。

もしそうだとしたら、
もちろん余計なお世話だけど、
もっと幸せになれるはずなのに、
もったいないことだと、その時、思いました。

少なくとも、母は、
その人を好きではあったのですが、
その口の悪さに次第に、
なんだかパワーを奪われてしまうような気がして、

特に、何か挑戦したいこと、
自分にとって楽しみにしていることを話しても、
最初の一言はまず、
批判的なところからくることに疲れてしまい、
今では、最低限の距離を保っています。

パワーを奪うパワー泥棒には、
自分に成し遂げたい何かがあるときには、
特に、ご用心です。