母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

今に甘えないで

そうはいっても、
あなたのお友達など、周りを見渡しても、
そんな人はいない、と思うかもしれませんね。

でも、前にも言ったように、
人は同じような人が固まるのです。
いないところには、全くいないかもしれなくても、
いるところには、大勢いるのです。

そもそも、
母も、決して貧しくなくても、
余裕がある家庭で育ったわけではないので、
国立大学しか行かせられない、
と小さい頃から言い渡されていました。

そして、母の母の代は、
本当に苦しくて、
勉強はできても、大学は諦めてほしい、
と、言われていました。

その前の代は、
貧乏すぎて奉公に出されていたそうです。

あなたが今、たまたま享受している
恵まれた環境は、
(といっても、見る人から見れば、
豊かではないし、普通なだけでしょうけれど)
ほんの、最近のことなのです。

そして、いつでも転落する可能性がある。
たとえば、母などが急死する、
車で死亡事故を引き起こす、などあれば、
すぐです。

実際、奉公に出されていた前の代は、
非常に裕福で、
乳母や使用人を何人も抱えていたそうです。

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このように、先がわからないからこそ、
たまたま恵まれている今に甘えることなく、
むしろ最大限に活かして、
逞しく生き抜ける力をつけてほしいのです。