母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

損な性分です

春は、就職活動中の学生さんも、
見かける季節です。

秘かに気になっているのは、
よく指摘されるリクルートファッション。

同じ色の、同じようなデザイン、
コートに身を包み、
何かの記事で、
「クローン出現」と表現されたのも、
妙に納得してしまう姿です。

仕方ないところもあるとはいえ、
あれ、なんとかならないものなのでしょうか。

きちんとした格好でいくのは、
当然ですが、
クローンと評されるほど、
寸分違わない格好の人々の集団は、
なんだか居心地の悪さを感じてしまいます。

まあ、今日の面接は何を着ていこう、
と悩む労力や時間を節約できる、
と考えれば、制服と一緒のことですし、

面接官にとっても、
その方が、求める個性や才能を
見つけやすいのかもしれません。

なのに、妙な抵抗感があるのは、
我ながら、なぜだろう、とは思います。

かつて、一時的にあなたのお受験を考えたとき、
同じような理由で、
母のほうが挫折したことを思い出しました。

面接でもなく、ただ説明会にいっただけですが、
みんながみんな、
揃いも揃って、ばかみたいに(失礼!)
上から下まで、親から子まで、
コピーのように、
同じ格好をしているのをみただけで、
生理的に受け付けず、脱走してしまいました。

ちなみに、母親は黒のワンピースに、
黒のヒールのあるスリッパ、
黒いバッグ、ばかりで、

全然違うスーツ姿なのは、
講堂に集まった数百人のうち、
母を含めて、3名ほどでした。

こんな仲間に入りたくない!
と感じてしまいましたが、
これを順応性が低いともいうのでしょうね。

実は、自分が深く関係していた学校で、
そこの先生たちとはそれなりに親しく、
教育内容などには、不満はなかったのですけどね。