母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

ネーミングは侮れない

以前、言霊の力について、
書いたことがありました。

最近、別の観点から、
似たようなことを改めて感じたので、
取り上げておきたいと思います。

母自身は、どちらかといえば、
針小棒大のようなことは好きではなく、
事実は事実として、
等身大に表現することが好ましいと、
思っているのですが、

言葉といいますか、
ネーミングの力はやはり侮れないかもしれません。

たとえば、
一人でビジネスを始めました、
というより、
会社を「立ち上げ」ました、
というと、なんだか、
すごいことをしたように聞こえます。

以前、知り合いのコンサル一年生の方が、
「新たに研修を開発しました」
というので、
勝手にすごいものを
イメージしてしまったのですが、

後で詳しく説明してもらい、
その数枚しかない教材をみせてもらったとき、
申し訳ないけれど、
なんだ、要は自分なりの資料を作ったのね、
と、拍子抜けしてしまいました。

でも、逆に考えれば、
嘘はついていないけれど、

不案内な人にとって、
もしかして、すごい?
と思わせる表現を使うことは、
いかに効果的かということだと思います。

たとえば、なんてことはない仕事ほど、
○○プロジェクト始動!
というだけで、
なんだかすごいことに取り組んでいる気になれて、
いいのでは、と思います。