非日常があってこそ
同じ場所に居続けて、
同じパターンの生活を繰り返していると、
息がつまるときがあります。
気がつけば、
職場と自宅の往復で、
年月が過ぎていた、
気がつけば、
ご飯を作ってはお皿を洗う、
洗濯を干してはたたんで片付ける、
という行為を何百回、何千回と繰り返していると、
スクラップ&ビルドのように、
作っては壊し、作っては壊しと、
同じところを、何の生産性もないまま、
ただ、ぐるぐると回っている感じがする、
という錯覚に陥りそうになることがあります。
そうした日常を、
苦もなく淡々と、
そして前向きに過ごせる人もいらして、
そういう人を、母は尊敬します。
簡単なことのようにみえて、
実際に、体験してみると、
短期間ならともかく、
長期的には、非常に大変なことであり、
とても自分には向かないと、
改めて、実感させられました。
そして、その分、
非日常として、
大体2~3週間、年に3回ほど、
日常から離れ、ゆったりとした時間を、
自分の心身と発想をリフレッシュするために、
意識的に持つことにしたのです。