母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

基本的なルールを守れること

3つ目の評価・採用基準は、
基本的なルールを守れること。

当たり前すぎて、なんだ、そんなこと、
と思われそうですが、
これができない人が、
実はとても多いのです。

約束の時間を守る、
約束した内容を守る、

という自分が決めたことを守るのは、
初歩の初歩として、

人が決めたルールも守れるか、
ということが、
特に、一緒に仕事をしていくうえでは、
大事になります。

人が決めたルールに合理性がないことは、
もちろん多々あります。
校則で、制服の丈、髪の長さを細かく決める、
など、最近、問題視されていることがあるのは、
重々承知です。

そういうルールを、何の疑問も持たず、
盲目的に従え、というわけではありませんが、

誰が考えても、
そういうルールを決めた理由がわかるでしょ、
というものも、守れないのは、
やはりどうかと思います。

たとえば、学校行事にくるのに、
自家用車でこないように、
できるだけ公共交通機関を利用するように、
と、明記されていても、

平気で車で来て、
路駐していく保護者が案外いることを、
初めて目の当たりにしたときは、
愕然としたものです。

そういう人は一事が万事で、
自分の都合で学校も平気で休ませる、
後で聞くと、

料金が安く行けるから、家族旅行してきた、
とまったく悪びれなく話すので、
カルチャーショックといいますか、
内心ひっくり返るような思いを
したことがあります。

これは、古い時代の発想かもしれません。
それに、その人の人柄そのものを
否定しているわけでもありません。

ただ、こういう価値観の違いがある人とは
一緒に力を合わせて、
何かを成し遂げるのは、なかなか難しい。

積極的に採用する対象にはできないなあ、
と思うのです。