母から娘へ、本音ベースのラブレター🌹

執筆業の母が、人生を豊かにするための小さなコツを愛を込めて綴ります💌

義務感で登り続けることはできない

長々と書いてきましたが、
母も学校時代、
決して、お勉強が好きだったわけではありません。

やりたくないけれど、
仕方なくやっていた、というのが本音です。

生まれながらに恵まれた環境、
(この場合、主に、裕福、という意味ですね)
にいるわけではない者が、
その状況を逆転したり改善したりするには、
手に職をつけるか、学問を究めることが
最低限の近道、

という家の方針があったからです。

お勉強を頑張って、高い学歴をつける、
それだけで、薔薇色の人生が拓ける、
なんてことはありえないことは、
前にも書いた通りです。

自分なりに、精一杯頑張って入った世界でも、
そこに集まってきた人はまた、
同じように頑張ってきて、

しかも才能や財産、人脈など、
生まれつきの、努力以外のものも持っている、
スゴい人たちばかりであることも多いので、
また、そこから頑張らないといけません。

しかも、それに嫌気がさして、
少しでも手を抜けば、
もともと、さして才能がないのを、
頑張りでカバーしていた場合、
落ちるほうはあっという間だったりします。

こんな、いたちごっこのようなことを
いつまでも繰り返していては、
身体も、心も、
ほとほと疲れてしまいますよね。

義務感や、~しなければ、といった、
強迫観念のようなものだけに、突き動かされているとき、
私たちは、その山を登り続けていくことは、
難しいのです。

だから、あるとき、
考え方を変えることにしました。

正確にいえば、
「変えたい!」と思ったのです。
誰のためでもなく、自分自身のために。