ごく個人的な。つづき。
毎日が楽しすぎて、
幼い頃の夢を思い出さなくなった、
というより、むしろ逆でした。
今思えば、
現実ともきちんと向き合っていなかったけれど、
夢を見ることもしなくなっていました。
相変わらず、
フィクションの世界や文学は好きだったので、
大学は文学部を考えた日もあったものの、
文学部に行っても、潰しがきかない、という、
これまた親のアドバイスに結果的に従い、
(入試の結果でもあったわけですが)
自分にとってまったく興味がもてず、
文学とは何の接点もない学部に進学し、
夢はまさに、
遠い過去のものとなったかのようでした。
それなのに、今、
言葉を紡ぐ仕事をし、原稿を書き、
自分の本も何冊か出版している。。。
もちろん、童話などの物語、ではないですけどね。
たぶん人は、主体的に選んだつもりがなくても、
無意識に自分が許容できるもの、
より好きなものを、
ちゃんと選びとっているのでしょう。
そう思えば、
自分の夢や好きなこと、憧れは、
あなたの人生の基盤になっているのですよ。