基本は、互いに自立していること
良い人間関係の基本は、
互いに、自立していることだと思います。
どちらかが、どちらかに依存していると、
依存されている方は、
自分を頼りにしてくれているようで、
最初は、嬉しく感じたとしても、
それが常となり、
いつでも依存されていると、
次第に、嫌になってしまいます。
また、依存している側も、
最初はそんなつもりがなくても、
人に頼る楽さに慣れてきて、
どんどん堕落していきます。
共依存という言葉も
最近では注目されており、
これは一方的な依存ではないから、
一見いいように感じるかもしれませんが、
共に、相手がいないと成り立たないように感じる、
蜘蛛の巣に絡めとられたような関係で、
やはり、健全な状態とはいえないでしょう。
まずは、自分一人でも、
十分、人生を楽しみ、自立している、
そのうえで、共に助けあったり、
共に楽しみを分かち合えるような仲間でいる、
という関係が、大事ではないかと思うのです。